借金のきっかけはクレジットカードのキャッシング

初めて借金をした時のことを思い出したので書いてみることにしました。

大学に入学したものの、勉強が好きというわけでもなく、子供のころからの賭け事が好きな性格が災いし、朝からパチンコ通いが始まりました。

当時は、モーニングサービスといって、パチスロに大当たりを仕込んでおいて、朝一からいくとお得だという演出があったので、少ない金額でも遊ぶことが出来ました。いま思えば、よく出る台に、そんな大当たりを仕込むわけもなく、むしろよく出る台を探すためには、そんな台は避けるべきだったのでしょうけど、社会の仕組みなんてわかりもしない若かりし頃。

お昼代にと1000円毎日くれていたのですが、裕福な家だったんですね。その1000円を握りしめ、パチスロをしては負ければ昼なし、勝てば友達と宴会という日々を過ごしました。

借金のきっかけはクレジットカードのキャッシング

そんなある日、持っていたクレジットカードに5万円分のキャッシング機能がついていることに気が付いてしまったのです。

初めは、恐る恐る1万円を出金し、あっという間にパチンコで負けたのですが、それ以来、何度となくクレジットカードのキャッシングのお世話になることになりました。

アルバイトをしていたので、返済に困ることはなかったのですが、その時についた借金に対する抵抗感なさが、のちのち、自分の首を絞めるのでした。

社会人になり、給料の大半をパチンコに費やす日々でしたが、しばらくは借金するまでもなかったのですが、とある転勤をきっかけに、大きな借金をすることになったのです。

転勤先の支店長が、大のパチスロ好きということもあり、付き合いでパチスロに行くことが多くなりました。一人で行けば負ければ帰れば済むのですが、パチスロ終わりに飲みに行く約束とかがあると、ただ待っているのも暇なので、あっという間に手持ちのお金が無くなりました。

そのパチスロ好きの支店長は、オリックスクレジットのカードローンを利用しており、消費者金融の金利に比べると半分以下の金利だということもあり、自分も同じカードを作ることにしました。

それ以来、パチスロに負けてはキャッシングするということを繰り返し、あっという間に借金は100万円までに膨れ上がりました。

自分の場合は結婚を機に、親に借金を立て替えてもらい清算できましたが、今から考えると、毎月3万円の支払いを5年程度も支払い続けないと完済できないなんて、ゾッとします。

いまはギャンブルの借金もなく、なんとか立ち直りましたが、相変わらずギャンブルは好きで、いつ借金してもおかしくないような状況には変わりません。ギャンブル依存症は本当に怖い病気です。ギャンブル依存症と借金問題、もう少し考えてみても良いのではないかと思います。

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