銭の戦争の2話を観たのですが、主役の草なぎ剛くんが債権回収に出向くわけです。
そこで頑張って元金を回収するのですが、それを断り、利息のみを回収し、見事ミッションクリアとなりました。
どもそれって、消費者金融では御法度でしたけどね。
たしかに、元金を回収してしまうと、唯一の収入になる利息をもらえなくなるわけですが、今回は焦げ付いた不良債権の回収だったわけで。
もちろん、経営を立て直せるとふんでの行動であったとは思うのですが、一度でも焦げ付いた債権の元金は全額回収が鉄則なんですけどね。
金額の大小はあれども、返す意志の問題ですから、いくらテストとは言えども元金は全額回収。「期限の利益の喪失」ってググってみたらわかるけど、延滞したら全額返済するのが義務ですからね。
そう考えると、今回のテストは難しかったと思うんですよね。事前にノートを覗き込んで利息しかもらってなかったから、元金はあえて回収してないと解釈したわけですが、単純に元金を回収できなかっただけかもしれないですからね。
消費者金融に勤めていたとき、本気で元金を返せない人は、もう本当に多かった。利息だけ入金する人も多かったし、元金を入金しても、すぐに貸付を受けて、結局、貸付残高はマックスに張り付いているという。
もうこうなると更生は無理。家族に尻拭いしてもらうか債務整理するしかない。
まあ、銭の戦争の2話を観て、面白かったけど突っ込みたかったのは「元金は回収しろ」ってことかな。でもそれは演出とは矛盾してしまうんですけどね。。
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