グラゼニ9巻にて年棒1億5千万円稼ぐ男、河内達也。彼を悩ませる渋谷のお屋敷の贈与税については漫画の中で説明が合った通りですが、彼が支払う2人の娘の養育費、1000万円×2の贈与税について。
グラゼニ(公式)♨最新12巻発売中 (@gurazeni_) | Twitterより
通常、養育費に贈与税はかかりませんが、さすがに年間1000万円となるとかかります。
養育費と贈与税
養育費に所得税はかかりませんが、贈与税は金額によってはかかります。所得税法は、「学資に充てるため給付される金品(給与その他対価の性質を有するものを除く。)及び扶養義務者相互間において扶養義務を履行するため給付される金品」については、所得税を課さないと規定しています(9条1項15号)
しかし、「扶養義務者相互間において生活費又は教育費に充てるためにした贈与により取得した財産のうち通常必要と認められるもの」については贈与税の課税価格に参入しないと規定されています(相続税法21の3条1項2号)とあることから、これを超えれであろう金額には贈与税がかかります。
河内達也が支払う養育費の贈与税の算出
贈与税は、受け取る側が支払うことになります。この場合は養育費を受け取る、娘側が支払うことになります。現金でもらっているので、支払いは簡単ですね。
では、さっそく河内達也が支払う1000万円の養育費の贈与税を計算してみます。
・基礎控除顔の課税価格 1000万円−110万円=890万円
・贈与税額の計算 890万円☓40%—125万円=231万円
なんと、1000万円の贈与税は231万円!!娘さんは毎年養育費の振り込みのたびに231万円も贈与税を支払うことになるのですね。
1億5000万円稼ぐ男、河内達也の税金
所得税は累進課税なので、1億5千万も稼ぐと、ざっと8千万円は持っていかれると凡田は計算しています。河内達也は娘以外にも母親にも生活費に1000万円使っています。これは一括ではないので贈与税はかかりませんが、子から親にも贈与税がかかるとはせちがらいですね。
所得税以外にも贈与税やその他もろもろで年間9千万円以上は税金を支払っているであろう河内達也は国民の鏡ですね。ぼくもたくさん稼いで、たくさん税金支払えるようになりたいです。
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