人口減ってるのにアパート建ててどうするの?ローン地獄が待っている。

資産形成や生命保険の代わりにと、サラリーマンの間で不動産投資が流行していますが、人口減ってるのに、地方にどんどんアパートがたっている状況。どうやら裏があって、不動産融資のセミナーや、銀行への紹介でキックバックをもらっている業者もいるそうです。

アパート融資の膨張警戒=建設過剰で空室増も―日銀 (時事通信) – Yahoo!ニュース

簡単に説明すると、人口はお金を貸したいが、借りたい人がいない(銀行)。アパートを建てたいが建てる人がいない(建築業者)。毎月の収入を増やしたい(サラリーマン)。この三者の思惑が合致して、アパートの建築ラッシュが続いているが、もちろん一括で購入できないサラリーマンはローンを組む。返済は家賃収入で賄う。そのつもりが空き部屋だらけで返済に困る。この場合、建築業者は困らない。銀行の担保を取っているので痛手は少ない。借りた人間だけが延々んとローンを支払い続けるという悲しい結末が。

冷静に考えればわかるはずなんですけどね。例えば人口の多い大都市圏であれば被害は少ないと思いますが、地方のアパートなんて、なかなか空き部屋埋まらないです。近所の建設中のアパートは観光地なので外国人向けのゲストハウスに鞍替えしてます。これは京都だから出来ることで、地方では難しそう。

不動産融資を重点検証=17年度の考査方針-日銀:時事ドットコム

日銀もバブルと認識があるようで、警戒しています。アパートローンの怖いところは債務整理するにも残った債務を支払い続けるか、すべてを精算するかの判断です。利息は止められるとしてもアパートを手放し、元金だけを支払い続けるのか、手持ちの不動産をすべて清算するのか。難しい選択をしなければいけません。

簡単に儲かるような煽り文句のセミナーがものすごくあふれていますが、もしも本当に、簡単に儲かるなら、誰も苦労しないんですよね。ものすごく勉強して研究し尽くしても失敗することがあるのが投資なので、株でも不動産でも借金して投資するのは考え物ですね。

どちらにしても、今後、債務整理の需要が伸びることは簡単に想像できるので、将来の職業として弁護士や司法書士は有望ですね。簡単になれるものではないですけど(笑)

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